
黒ニンニクに含まれるSACを医療用サプリメントとして初めて高濃度抽出されました。
脳機能・神経保護作用、精神的疲労感軽減作用
ストレスを与えたラット海馬ニューロンに対するSACの抗神経毒作用やパーキンソン病マウスモデルにおけるSACの神経保護作用が報告されている。また、SACは脳内でアミロイドβ(Aβ)産生を減らすこと、パーキンソン病マウスモデルにおいてドーパミン減少を緩和することで神経の保護作用を示す結果が報告されている。
別の研究では、熟成ニンニクエキスを配合した食品(SAC1.0mg含有)を4週間摂取させた試験において、疲労感VASはプラセボ群と比較し有意に上昇を抑制した。内田クレペリン精神検査においても摂取4週間後に作業数が有意に増加し、覚醒感、リラックス感の低下およびストレスの上昇を抑制し、集中力が上昇した。
更に別の研究では、SAC 2 mgを含む試験食を4週間、10名に摂取させた結果、Cognitrax試験による脳疲労負荷後の疲労度が、SAC非摂取群(11名)に対して有意に減少した。従ってSACは脳疲労を改善する効果が明らかになった。
【機能性表示食品受理例】
「本品にはS-アリルシステイン(SAC)が含まれます。S-アリルシステインには、注意力や思考力などを使う精神的な作業負荷による一時的な精神的疲労感を軽減することが報告されています。」
02
抗疲労作用
抗疲労作用
SAC0.15mg/kg、および0.75mg/kg相当のSAC含有ニンニク抽出末を投与したラットの試験において、水泳耐久時間の延長が認められ、水浸疲労負荷に対する軽減効果(疲労低減作用)を有することが示唆された。
ヒトでは、ランダム化二重盲検プラセボ対象クロスオーバーのヒト試験の結果において、SAC2.0mg/日、4週間の投与で運動負荷後の疲労感スコアが回復2時間後でプラセボ群と比較し有意な上昇抑制が観察された。SACの摂取により自律神経機能がそれぞれの状況に適した状態に調節されていることが示唆される結果を得た。
【機能性表示食品受理例】
「本品にはS-アリルシステイン(SAC)が含まれます。S-アリルシステインには、日常生活で生じる一時的な身体的疲労感を軽減する機能があることが報告されています。」
03
睡眠改善作用
睡眠改善作用
SAC 1.4mgを含む試験食を12週間摂取した結果、疲労感および睡眠の質に関するVASスコアに関してプラセボ群と比較し有意差が認められた。睡眠の質のVASスコアは12週間の試験食摂取後に有意に上昇した。総OSA‐MAスコア、起床時の眠気、入眠‐睡眠維持および疲労回復のスコアは上昇した。以上の結果、SACを含むニンニクエキスは疲労を軽減し、睡眠の質を改善する。
【機能性表示食品受理例】
「本品には熟成にんにくエキスが含まれますので、睡眠の質を向上する機能があります。また、日常生活で生じる疲労感を軽減する機能があります。」 ※熟成にんにくエキス (指標成分:S-アリルシステイン(SAC)、アルギニン)
04
抗がん作用
抗がん作用
ニンニクは、1990年に米国国立がん研究所が発表したデザイナーフーズプログラムで候補物質のトップに位置付けられた。
抗がん作用は1957年に最初に報告された。動物を用いたがん予防作用は1983年の報告が最初である。以後、ニンニク抽出液やニンニクに含まれるイオウ化合物の腫瘍細胞の増殖抑制効果、発がん予防効果などが多数報告されている。SACでは、大腸がん、肝がん、乳がん発生抑制が報告されている。SACの抗がんメカニズムには、細胞の成長と増殖の阻害が示されている。
(米国国立がん研究所「がんを予防する可能性のある食品」のリスト)
05
抗炎症・抗酸化ストレス作用
抗炎症・抗酸化ストレス作用
SACは、NOやTNF-αなど炎症性サイトカインを制御するTLR2シグナル系を阻害することで抗炎症作用を発揮することが報告されている。また、キサンチンオキシダーゼ(XO)酵素活性に対する阻害効果およびラットにおけるMSU結晶誘発痛風炎症に対する抗炎症効果が報告されている。また、SACは炎症因子のダウンレギュレーションと酸化ストレスを緩和しDNに対する治療効果を示した。組織学的およびSEM観察により、SAC投与は腎損傷を回復させ、高血糖による酸化損傷から腎臓を保護した。
06
肝保護作用
肝保護作用
四塩化炭素(CCl4)で肝硬変を誘発したラットモデルを用いたSACの治療効果の報告や、LPS/d-galactosamine刺激による急性肝炎(ALI)動物モデルに対するSACの効果の報告がある。好中球浸潤、酸化ストレス、炎症反応、アポトーシス、ピロプトーシス細胞死減弱、抗酸化作用、肝線維化に関連するサイトカインTGF-β減少などが作用機序として考えられる。
07
テストステロン産生促進作用
テストステロン産生促進作用
マウスに対して、50mg/kg体重の濃度のSACを腹腔内投与し、6時間後、テストステロン濃度などを分析した結果、血漿及び精巣におけるテストステロンレベルをLH(黄体形成ホルモン)レベルを変化させずに上昇させることが報告されている。同様の作用は、マウス精巣由来のライディッヒ細胞I-10においても観察されており、SACは視床下部や下垂体よりも精巣のライディッヒ細胞に直接作用してテストステロンレベルを上昇させることが推察される。
08
血流改善効果
血流改善効果
ラットにSACを10mg/kgで経口投与し、15、30、45、60、75、90分後に30分以上37℃で保温した尻尾の血流量を測定した結果、投与後15分後からコントロールに比べて血流量が増大し、90分後でもその効果は持続されていた。また、ラットを、SAC0.3%混合飼料で24週間、飼育し、4週間毎に、30分以上37℃で保温した尻尾の血流量を測定した結果、8週、20週、24週でSACを経口摂取したラットの血流量はコントロールに比べて有意に増加した。
賞 味 期 限
製造より2年
保 存 方 法
直射日光・高温多湿を避けて保存してください
栄 養 成 分 表 示
2粒(0.79g当たり)
エネルギー 3.026㎉、たんぱく質 0.083g、脂質 0.028g、炭水化物 0.61g、食塩相当量 0.002g
お召し上がり方(内容量60粒入り)
1日2粒を目安に、水又はぬるま湯などと一緒にお召し上がりください
ご 注 意
〇 開封後はチャックをしっかり閉め、直射日光・高温多湿を避けて保存してください
〇 乳幼児の手の届かないところに置いてください
〇 体調・体質により、まれに合わない場合がありますので、その場合はご使用をお控えください
〇 疾病治療中の方、及び妊娠・授乳中の方は、医師に相談の上ご利用ください
〇 水濡れや汚れのつかない衛生的な環境でお取り扱いください
〇 食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください
〇 原材料の特性上、外観等に多少の違いが生じる場合がありますが、品質に問題ありません。
原 材 料 名
SAC含有ニンニクエキス末(国内製造)、澱粉 / HPMC、微結晶セルロース、酸化デンプン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素